雪道解説ー新雪路
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新雪
新雪とは、読んで字の如く、新しく雪が積もった状態です。
凍結している状態や、沢山の車が走ってシャーベットになった状態よりも、
雪道としては走りやすいです。
だだ、見極めなければならないのは、その雪の質と量です。
雪も、吉幾三の歌にあるように、本当にその状態に差があります。
感じとしては、シャーベット状態に近い、水分を持った重たい雪ほど、ハンドルを
取られやすいのではないかな、という印象があります。
量としては、例えば山形の最上地方などの豪雪地帯ですと、一晩に40センチ以上
降ってしまう事もあるようです。40センチですと、膝の少し下あたりでしょうか。
そうなるともう、車は走る事ができません。除雪車が来ないとダメです。
比較的走りやすいと書きましたが、油断は禁物です。
特に、普通タイヤに滑り止めを装着した状態では、慎重に運転して下さい。
簡単なハンドル操作や、アクセルを戻しただけでも、
簡単にスピンする可能性があります。
冗談ではなく、この状態の中を走っていると、アクセル操作だけでスピンします。
本当に気をつけて下さい。
雪国の方も四輪スタッドレスだとは思いますが、新雪時は注意が必要です。
慎重なアクセル操作とハンドル操作でお願いしたいと思います。
特に慣れていると、雪道である事を忘れて運転が粗っぽくなりがちです。
今、自分は雪道を走っているんだ、滑りやすい路面を走っているんだ、
という事をいつも頭に置きながら、慎重に車を走らせていただきたいと思います。
ご存知だとは思いますが、急ブレーキ、急ハンドル、急加速、等、
急のつく操作は厳禁です。
くれぐれも雪道である事を忘れずに、慎重な運転をお願いしたいと思います。
ちなみに、スタッドレスタイヤの一番得意とするステージと言われています。
私はいつまで経っても怖いので、
すぐにタイヤチェーンを装着するように心がけています。
新雪路の走り方
●まず、雪の状態を判断します。
判断と言っても、そんなに難しい事ではありません。さらさらな雪か、ベトベトの雪か、その程度でいいです。
とにかく、どんな雪なのかを頭に叩き込んで下さい。
そして、どの位積もっているのかも見て下さい。
除雪もされておらず、タイヤの半分以上雪があるなら、走行は危険です。
除雪されるのを待つか、どうしても走らねばならないのなら、
タイヤチェーンを装着して下さい。
●そして、外の状態を判断します。
体にビリビリくるような寒さであれば、心してかかって下さい。
もっともっと降って来て、今以上に積もる可能性があります。
生暖かい場合でも油断は禁物です。溶け出した雪がシャーベットになると、
今以上にハンドル操作が車の挙動に影響するようになります。
●具体的な走り方
絶対に無理をしてはいけません。
急ブレーキ、急ハンドル、急加速、等の、「急」のつく操作は禁物です。
四輪スタッドレスでない場合は、必ず滑り止めを装着して下さい。
あらかじめこのような所へ来るのがわかっているのなら、
できるだけ、四輪スタッドレスにするような心がけをお願いします。
あらゆる状況で、車は滑り出す可能性があります。
スタート時、ストップ時はもちろん、アクセルを踏んでも離しても、
車の挙動は変化します。注意して走って下さい。
新雪は走りやすいとよく言います。それを鵜呑みにしていると必ず滑ります。
雪道は恐ろしいものだという意識を持ち、慎重な操作での運転をお願いします。
もう一度繰り返しますが、このような状況へ来る事がわかっているのであれば、
四輪スタッドレスタイヤを装着される事を強くおすすめします。
普通タイヤに滑り止という状態は、大変危険です。
そして、四輪スタッドレスを履いても、決して油断してはいけません。
必要なら、タイヤチェーンを装着して走行して下さい。
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